離婚を拒否されていたものの、親権を獲得し、早期に離婚できた事例

  • cases371
  • 2021年04月02日更新
女性
  • 30代
  • 女性
  • 離婚
  • 親権
  • 養育費
  • 拒否
  • 別居
  • ■配偶者の年齢・職業 40代 [自営業]
  • ■婚姻期間 10年以上~15年未満
  • ■離婚原因 モラハラ
  • ■子供 2人
  • ■解決までの期間 10か月

ご相談に至った経緯

ご相談者Aさんは、夫Bさんと別居し、別居直後に調停をしたものの、Bさんが離婚を拒否して調停不成立となりました。
自分で交渉をしても離婚に応じてくれないとのことで、当事務所にご相談いただきました。

ご相談内容

離婚したい。
また、子ども2人(中学生と小学生の女の子)の親権獲得、養育費の請求も行いたい。

ベリーベストの対応とその結果

すでに調停を行っていたので、訴訟中に別居期間が3年になるのを見込んで、3年弱で提訴しました。

別居中はAさんが子どもの監護を行っていたので、親権については心配しておりませんでしたが、再度の調査官調査は入るかもしれないとは予想していました。
そこで、調査官調査をせずとも監護状態が良いということを裁判官にアピールできるように力を入れた結果、訴訟の早い段階で裁判官の方から「親権はAさん」との心証開示があり、親権と監護権の分離は行わないと明確に述べてくれたので、後は養育費等の条件面の調整のみで話がつきました。

親権に争点を絞ることで、早期解決につながりました。

【関連記事】
親権争いで母親が負けるケースとは? 親権決定の判断基準も解説!
子どもの意思はどれだけ反映される? 離婚前に知りたい親権のこと
【共同親権の導入】親権や面会交流、離婚の問題は弁護士に相談しよう

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)